「吉祥寺」は如何に語られてきたか-出版物が作り出す吉祥寺イメージ-

【目次】
1 はじめに
2 吉祥寺イメージの可視化 ーマインドマップからー
3 Hanakoが語る吉祥寺 ー特集テーマと構成ー
4 Hanakoが語る吉祥寺 ー「〇〇な吉祥寺」ー
5 おわりに

【1.はじめに】

企画概要:
    武蔵野市の文化をアーカイブするにあたり、私たちは出版物の言説を分析するという手法を取りました。調査を進めるうちに、特に吉祥寺についてメディアにおける豊富な言説が存在することがわかり、今回は吉祥寺に注目して分析しました。雑誌や書籍での街の語られ方は、吉祥寺、さらには武蔵野市の文化を反映しており、また翻って武蔵野市の文化の形成にも影響を与えていると考えられます。この記事では吉祥寺がどのように語られてきたのかに注目して、武蔵野市の文化の一面を明らかにしたいと思います。

第2節で扱う出版物:「吉祥寺が『いま一番住みたい街』になった理由」、『吉祥寺スタイル』
 第2節では、吉祥寺をテーマに扱った著作物や雑誌記事の内容から、吉祥寺イメージの全体像を可視化します。本がかけるほどに、興味深い街「吉祥寺」は、具体的にはどのように語られているのでしょうか。みなさんが何となく持っている吉祥寺イメージがどのように構成されているのかを整理していきます。

第3・4節で扱う出版物:マガジンハウス『Hanako』2004~2008年
 『Hanako』は吉祥寺が有名になる以前から吉祥寺を毎年取り上げてきた雑誌。つまり吉祥寺の語られ方の変遷を見る上で格好の素材と言えるでしょう。吉祥寺の知名度が急上昇したきっかけは、2005年にKADOKAWAの雑誌『東京Walker』「住みたい街ランキング」で1位になったことでした。そこで、第3、4節では「住みたい街」1位となる前後の『Hanako』の吉祥寺特集から、その言説の特徴や変化を見ていきます。

【2. 吉祥寺イメージの可視化 ーマインドマップからー】

 主に二冊の書籍(「吉祥寺が『いま一番住みたい街』になった理由」、『吉祥寺スタイル』)を参考にして、吉祥寺がどのような街として認識されてきたかを整理しました。マインドマップを使って、吉祥寺のイメージがどのように派生しているのかを可視化することを試みました。

 吉祥寺の都市開発について、書籍で紹介されていた出来事を年表にしました。街がどのように発展していったのかを、戦前から確認します。

吉祥寺年表

1917  井の頭恩賜公園開園

1922  吉祥寺から国分寺までの線路が国有化される

1923  関東大震災。被災者の転居先となる。

1939  井の頭線開通により渋谷ー吉祥寺がつながる

1945  「強制疎開」によって駅前が更地になる。戦中の爆弾投下は免れた。

1946  電車線路をつくるために盛り土を作った時の穴ができる。これが闇市に
    なり、のちのハモニカ横丁となる。

1953  アーケード仲町銀座オープン

1959  吉祥寺名店会館オープン

1960  丸井吉祥寺オープン

1968  西友吉祥寺オープン

1969  北口開発

1970  南口開発

1971  緑屋・伊勢丹吉祥寺オープン

1974  近鉄百貨店・東急百貨店オープン

1980  吉祥寺パルコオープン

2001  近鉄百貨店閉店→三越

2006  三越→ヨドバシカメラ

2010  吉祥寺ロンロン→アトレ吉祥寺

2010  伊勢丹閉鎖→コピス吉祥寺

2013  ドン・キホーテ吉祥寺オープン

2014  ユニクロ吉祥寺オープン

2014  ユザワヤ吉祥寺→キラリナ京王吉祥寺

2018  吉祥寺パルコにアップリンク吉祥寺がオープン

考察
 吉祥寺に公園ができて鉄道が開通したことや闇市の存在が、街の発展に大きく寄与したことがわかります。また、戦争や関東大震災などの大きな被害を免れたことも、幸運だったと言えるでしょう。戦後はつぎつぎと商店街などがオープンし、続いて主要百貨店も開店します。近年では百貨店から、大型チェーン店への移り変わりが起きているようですね。このように、街の新陳代謝がはかられていることがわかります。ではこれらの出来事を伴って、吉祥寺のイメージはどのように形成されていったのでしょうか。次の節ではそれを可視化してみます。

 吉祥寺がどのように語られているのかをマインドマップの形で整理しました。吉祥寺の特徴を表すさまざまなキーワードを繋げていくことで、全体としての吉祥寺イメージがどのように構成されているのかを示したいと思います。
※こちらのリンクから作成したマインドマップをご覧いただけます。
https://mind42.com/mindmap/caf7c1ad-ac97-4515-8bc6-3fbd3638a586

考察

 吉祥寺を語る際には、上図のように
・カルチャー
・生活
・人気都市ランキング
・雑誌『Hanako』
・問題点
の5つの視点から整理できるのではないかと考えました。『Hanako』については次節から扱う対象となるので、注意してピックアップしました。
今回マインドマップという形でキーワードを並べてみたことで、吉祥寺のイメージがどのように形成されてきたかを明らかにしようと試みました。
 「カルチャー」については、吉祥寺においては文化の中でも、サブカルチャーが注目されることが多い印象でした。サブカルチャーとは、クラシック音楽に対してジャズ、絵画に対して漫画など、気取らない庶民的な文化の象徴として認識されています。ジャズ喫茶や芸術大学の存在から、そのように自由でクリエイティブな風土が根付いていったのではないかと言われています。
 また、「生活」や「人気都市ランキング」では、人々の暮らしと密接に関わる大切な要素が吉祥寺に揃っていることがわかります。住みたい都市ランキングや、都市イメージランキングによって、どのようなライフスタイル、ライフイベントにも対応できる要素があることが示されていると言えるでしょう。

参考文献
斉藤 徹「吉祥寺が『いま一番住みたい街』になった理由」ぶんしん出版、2013年。
三浦展・渡和由研究室 『吉祥寺スタイル』文藝春秋、2007年。
村松友視「『吉祥寺』の不思議」サンデー毎日、2017年9月17日、42頁。
牧野知弘「人が集まる街 逃げる街(第143回)武蔵野市吉祥寺 東京都 老若男女が『住みたい街』の常連」 週刊東洋経済 (6948)、2020年10月10日、77頁。


【3. 『Hanako』が描く吉祥寺-特集テーマと構成-】

 雑誌『Hanako』吉祥寺特集の2004年から2008年分にかけて、各号の特集テーマ、構成内容の面で吉祥寺の描き方にどのような特徴や変化があるかを分析しました。特に吉祥寺が2005年に「東京住みたい街ランキング」1位になったことがテーマや構成内容にどのような影響を与えたかに着目しました。

雑誌の特集テーマと構成内容
 『Hanako』吉祥寺特集の2004年から2008年分の特集テーマと構成内容の分類ごとの割合を表とグラフにまとめました。グラフは各号における内容の分類ごとのページ割合を示しています。分類は以下の通り行い、レギュラーコンテンツやCMは除いています。また、1ページに複数の分類の情報を含む場合、それぞれの分類で1ページずつカウントしています。
a:飲食店紹介  ex.パン屋、居酒屋など
b:飲食店以外の店紹介  ex.雑貨店、ファッション系の店など
c:サロン紹介  ex.ヘアサロン、エステサロンなど
d:有名人の話・紹介  ex.吉祥寺在住の有名人、ゆかりのある有名人など
e:一般の人の話・紹介  ex.吉祥寺在住の人・吉祥寺で働く人へのインタビューなど
f:吉祥寺近隣の街紹介  ex.三鷹、武蔵境など
g:吉祥寺の名物  ex.おすすめスポット、豆知識など

出版年特集テーマ
2004おいしくて、オシャレで、いつも新しい!
感激の「吉祥寺」183軒
2005今年も元気!
「吉祥寺」118軒
2006東京一の愛されタウン
みんなが吉祥寺を好きな理由(ワケ)
2007198軒、176人が語るディープな愛
本気の吉祥寺!
2008安心で安全!エコに出合える160軒!
みんなの吉祥寺

特集テーマから読み取れること
◎流行に敏感な街、吉祥寺!
 「オシャレ」「新しい」「元気」「エコ」など、吉祥寺を若々しく活気に溢れた街として描いています。日本で「エコ」という言葉は2000年頃から盛んに使われるようになったので(注1)、流行を取り入れている街として描いていることが読み取れます。

注1)日本では2000年頃から地球温暖化対策が一気に講じられました。「環境にやさしい」という意味で「エコ」ということばが用いられるようになりました。

◎2006年、「東京一の愛されタウン」
 2005年に「東京住みたい街ランキング」1位に選ばれたことの影響によるものでしょうか。2005年以前は、吉祥寺特有と言い切れない特集テーマの文言だったものが、「東京一の愛されタウン」という言葉が使われるようになり、吉祥寺ならではの特集内容を狙ったことがわかります。

◎2006年以降に見られる吉祥寺と人の関わり
 2006年以降、特集テーマに「みんな」や「176人」など吉祥寺に関わる人々を表す言葉が使われています。2005年までは店紹介を特集のメインテーマにしているように読み取れますが、2006年以降は店紹介だけでなく、吉祥寺に関わる人と街のつながりも描こうとしていることがわかります。

◎2005年までの”「吉祥寺」”表記、2006年からの”吉祥寺”表記
 特集テーマにおいて、2005年までは”「吉祥寺」”表記が用いられているのに対し、2006年からは”吉祥寺”と「」が外れて表記されています。「住みたい街」1位になったことで『Hanako』が吉祥寺を人々に広く知られた街として扱うようになったと言えるのではないでしょうか。

構成内容から読み取れること
◎吉祥寺は、種類の豊富なお店が魅力
 2004年から2008年にかけて、a(飲食店紹介)b(飲食店以外の店紹介)c(サロン紹介)のページが一貫して一定の分量を保っていることがわかります。吉祥寺の魅力として、店やサロンに重きを置いていると考えられます。

◎2004、2005年は店紹介、サロン紹介がメイン
 2004、2005年の号では、a(飲食店紹介)b(飲食店以外の店紹介)c(サロン紹介)の項目が特集内容の大部分を占めていることがわかります。この時期は吉祥寺の良さを店やサロンの幅広いラインナップに求めていると言えます。

◎特集ページ数の増加
 2004年から2008年にかけて、特集ページの総数が増加傾向にあることがわかります。特に2006年以降、a(飲食店紹介)b(飲食店以外の店紹介)c(サロン紹介)のページ総数は保ちつつ、それ以外の分類のページが増えていることから、『Hanako』が吉祥寺の魅力を店やサロン以外にも見出すようになり、吉祥寺特集として取り上げるべき吉祥寺の幅が広がったと言えるでしょう。

◎「住む街」としての吉祥寺
 上述のように2006年の号から店やサロン紹介以外のページが増えている中で、とりわけe(一般の人の話・紹介)に関するページが増えていることがわかります。一般の人に吉祥寺の魅力を聞き、住みやすさや居心地の良さを発信することで「東京住みたい街ランキング」1位の理由を探り、「住む街」としての吉祥寺の良さも描いています。

考察
 「吉祥寺=流行に敏感で、店の種類が豊富」
 『Hanako』はもともと女性向けライフスタイル誌であり、若い女性をターゲットにした雑誌です。『Hanako』は吉祥寺以外にも銀座や鎌倉など東京や近郊の街の特集号を発刊しており、飲食店を中心に街の紹介がなされています。その中で『Hanako』は吉祥寺を「新しいことに敏感で、美味しいお店やおしゃれなお店がたくさんある街」として描くことで他の街との差異化を図り、読者の興味を惹きつけようとしていたと言えるでしょう。

 「東京住みたい街ランキング」1位の影響
 吉祥寺を他の街と差異化する大きなポイントとなったのが2005年「東京住みたい街ランキング」1位選出です。この出来事は、『Hanako』吉祥寺特集での吉祥寺の描き方に変化をもたらしました。
 それは、
・「住みたい街」吉祥寺としての特徴を描くようになったこと
・吉祥寺に「住む街」というイメージを与えようとしたこと
です。
 2006年以降、吉祥寺に住む人の話や、店以外の吉祥寺の魅力を描くページが増加しています。これは、吉祥寺が「住みたい街」となったことで、「住みたい街」であることそのものが吉祥寺の新たな魅力となり、そこに住む人の話や吉祥寺の名物が吉祥寺の魅力を伝える情報として意味を持ったことによると考えられます。その中で、吉祥寺の街と人のつながりや吉祥寺での生活を取り上げ、吉祥寺を「訪れる街」だけでなく「住む街」としても描くことで、他の街とは異なる「住みたい街 吉祥寺」の魅力発信に転換したのではないでしょうか。

参考文献
『Hanako』
全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(https://www.jccca.org/)2021年2月25日アクセス.

【4.『Hanako』が描く吉祥寺ー「〇〇な吉祥寺」ー】

 雑誌『Hanako』では吉祥寺はどのような街として語られているのでしょうか。第4節では、2004-2008年の『Hanako』吉祥寺特集記事に表れる「〜な吉祥寺」、「吉祥寺は〜な街」といった表現を集め、『Hanako』の語る吉祥寺イメージを調べました。

①「吉祥寺」を語るコトバ
 2004-2008年の『Hanako』吉祥寺特集の記事内から、「吉祥寺」という語を修飾する言葉を集め、似ている言葉ごとにカテゴリーを作り、年ごとに表にまとめました。『Hanako』が「吉祥寺」を語るコトバは大きく3つに分けられます。1つ目は吉祥寺という街そのもののイメージを語るコトバ;「〜な吉祥寺」「吉祥寺は〜な街」等(→表①)。2つ目は、吉祥寺にいる人々のイメージから街を語るコトバ;「〜な人が集まる吉祥寺」「吉祥寺には〜な人が多い」等(→表②)。そして3つ目は吉祥寺にある店のイメージから街を語るコトバ;「〜な店、〜の店が多い吉祥寺」等(→表③)。2005年のランキング発表前(-2005)と後(2006-)で、コトバが語る街のイメージは変化するのでしょうか、それとも何か変わることのないイメージが存在し続けているのでしょうか。

注1)表中の言葉は基本的に原文のまま。注2)分析対象とした記事には、見出し、本文、インタビュー記事を含む。注3)1年分の記事にしか表れなかったイメージの言葉は「その他」にまとめた。

②吉祥寺を語るコトバから見える吉祥寺イメージ
 3つの表から見えてきた、『Hanako』における吉祥寺のイメージの語り方の傾向をまとめました。

○2004ー2008年の間、変わらぬ街のイメージ…吉祥寺は、「のんびり」していて「気さく」な雰囲気の、「自然豊か」で「なんでもある」「住みやすい」、「活気のある」街。このイメージは吉祥寺の知名度が高まる前から変わらないよう。このイメージは現在も続いているのでしょうか。→No.1,2,3,4,5(No.は表の通し番号に対応)
○個性的な吉祥寺…街が個性的というよりも、個性的な人や店が集まっていて、街の個々の構成要素が個性的であるということが吉祥寺の特徴的イメージであることが窺えます。→No.12,26,30
○住みやすい街…「住みやすい」という街のイメージは、2005年のランキング1位以前から既に存在していることが分かりました。しかし、ランキング発表後の2006年からは、なぜ住みやすいのかについて、より多様な角度から語られるようになります。→No.3
○吉祥寺の街、人、店のイメージの連動…「気さくさ」や「個性的」、「雑多・多種多様」といったイメージは吉祥寺の街そのものについても、人や店についても語られており、街のイメージ、そこに集う人のイメージ、そこに存在する店のイメージは繋がりを持っていることが窺えます。→No.2,11,12,26,27,30,31,41
○井の頭公園…井の頭公園は吉祥寺という街の象徴であるだけでなく、『Hanako』の中で「自然豊か・緑が豊かで暮らしやすい」というコトバに関して挙げられる例の殆どが井の頭公園だったことから、井の頭公園は吉祥寺全体のイメージ形成に大きな役割を果たしていると思われます。→No.4,20
○懐の深さ…吉祥寺は誰でも暮らしやすく、誰でも楽しめる街であり、吉祥寺には様々な人が集まる、またこの街は誰でも受け入れるという懐の深さを示すコトバが多いことが分かります。この懐の深さゆえに、上記のような相異なる要素が混在する状況が生まれ、また混在しているがゆえに様々な人が集まりやすくなっているという循環のイメージも想起されます。→No.18,19,27
○東京の中の吉祥寺…2004、2005年の記事では自然の多さ等の記述において「都心とは異なる」という対比のコトバが見受けられました。しかし、2006年以降は吉祥寺は東京の一部として、あるいは都会の要素も街の一つの側面として語られます。東京の中で、都心と対比することで独自性を見出してきた吉祥寺が、知名度の向上とともに自らの色、テイスト、特徴を発見し、もはや都心との比較でその独自性を語る必要がなくなっていったのかもしれません。→No.9,15,17

【5.おわりに】

感想
 吉祥寺という街のイメージを、言説分析を通して浮かび上がらせるということは、実際に取り組んでみると難しい部分もありました。印象論や人々の気持ちの面から街を語るということは、何となく理解できるように思われて、具体的にどうしたらそれを読者の方々に伝えられるか、という点について悩みました。しかし、班の3人でアプローチを分担したことで、吉祥寺の街のイメージを改めて示すことができたのではないかと思います。それぞれ手法は別でしたが、吉祥寺という街が人々の文化と生活に寄り添う街として語られてきたことがわかりました。
 今回の分析では、最初に吉祥寺イメージの具体的な内容を整理して、どのような要素から構成されているのかを明らかにしました。そして吉祥寺が「住みたい街ランキング」1位となったことは雑誌の言説、ひいては吉祥寺イメージに影響を与えたことを読み取ることができました。一方で、ランキング1位以前以後変わらず描かれ続けるイメージもあることが分かりました。
 今後、出版物の年代や種類の対象を広げ、メディアでの言説と街の文化との相互関係についてさらに理解を深めることが出来ると考えています。調べていくなかで、吉祥寺や街のイメージ形成について、思った以上に新しい発見がたくさんありました。多くの吉祥寺の魅力に触れ、改めて訪れたい街になりました。

参考文献
『Hanako   -感激の吉祥寺183軒-No.779』, 2004, マガジンハウス,東京.
『Hanako   -今年も元気!吉祥寺118軒-No.823』,2005, 同.
『Hanako   -みんなが吉祥寺を好きな理由-No.870 』 ,2006, 同.
『Hanako   -本気の吉祥寺!-No. 894』 ,2007, 同.
『Hanako   -みんなの吉祥寺-No.918 』 ,2008, 同.

文責:荒井真純、鈴木咲希、三谷美晴