「ヤングむさしのサミット2021 〜若者たちは”むさしの”に何を想うか〜」―― むさしの地域つながる会 & TeensTownむさしの実行委員会
この企画は、武蔵野市をフィールドとして活動する学生起点の団体によるパネルディスカッションを通して、団体同士の交流の様子をアーカイブするとともに、相互作用による深みのある語りを引き出すことを目的に実施した。今回は、「むさしの地域つながる会」と「TeensTownむさしの実行委員会」の2団体を招き、1月31日(日)に2時間程度で開催。「理想の武蔵野市」をテーマに行ったパネルディスカッションでは、両団体の地域貢献への思いや今後の活動の方向性を窺い知ることができた。
開会挨拶・小林ゼミについて
※掲載の都合上、1班は省略しております。
むさしの地域つながる会 団体紹介
0:45〜 活動概要
1:51〜 立ち上げの経緯
4:14〜 ごみ拾い活動
8:16〜 クリスマス会
9:58〜 地域イベントのお手伝い
11:19〜 活動を通じて学んだこと
14:09〜 今後の展望
16:01〜 質疑応答「なぜ挨拶運動やごみ拾いを活動として選んだのか?」
TeensTownむさしの実行委員会 団体紹介
0:12〜 団体の趣旨
0:30〜 メンバー構成
0:45〜 「第0回TeensTownむさしの(2019年3月開催)」について
1:20〜 オンラインイベント(2020年12月開催)について
2:00〜 イベント当日の写真紹介
2:55〜 「TeensTownむさしの」イベント仔細
3:42〜 メンバーから見たイベント当日の様子①
5:23〜 メンバーから見たイベント準備(町づくり)の様子②
8:28〜 発足の背景
11:12〜 司会者からのコメント
12:02〜 質疑応答「現メンバーが結集した背景」
お互いの団体について(パネルディスカッション①)
0:00〜 お互いの団体への認識
0:20〜 「武蔵野地域つながる会」から「TeensTownむさしの実行委員会」
1:09〜 TeensTownむさしの実行委員会」から「武蔵野地域つながる会」
学生が活動する意義・メリットとは?(パネルディスカッション②)
0:00~ 学生が地域で活動する意義・メリットとは?
0:56~ むさしの地域つながる会
2:44~ TeensTownむさしの実行委員会
5:40~ 小林ゼミ・池田さん
7:50~ 司会によるまとめ
地域との関わり(パネルディスカッション③)
0:00~ イベントで関わった人々との日常的な交流
0:41~ TeensTownむさしの実行委員会
1:48~ むさしの地域つながる会
4:18~ 地域に恩返ししたいと思うようになったきっかけ
5:10~ むさしの地域つながる会
7:34~ TeensTownむさしの実行委員会
9:12~ 小林ゼミ・池田さん
9:55~ 司会によるまとめ
武蔵野市の協力体制(パネルディスカッション④)
0:00〜 若者の地域参画に対する市の協力体制
0:40〜 TeensTownむさしの実行委員会
2:00〜 むさしの地域つながる会
2:55〜 司会の経験談・まとめ
今後の活動の展望(パネルディスカッション⑤)
0:00〜 今後の活動の展望
0:20〜 むさしの地域つながる会
2:00〜 TeensTownむさしの実行委員会
理想の武蔵野市に向けて(パネルディスカッション⑥)
0:00〜 理想の武蔵野市に向けて
0:14〜 むさしの地域つながる会
2:20〜 TeensTownむさしの実行委員会
クロージング
「ヤングむさしのサミット2021」班員より
【むさしの地域つながる会担当/小林ゼミ3年 江口善宣(えぐち・よしのぶ)】
企画の最後に、TeensTownむさしの実行委員会の方から武蔵野地域つながる会に対して、「今度ぜひお話しましょう!」という提案が出たことが印象的でした。ボランティアにおいて、自団体の活動に注力していると、他の団体と交流することがなかなか難しいように思います。その点、今回の企画では、普段の活動では難しい団体同士の交流を生み出すことに貢献できたのではないかと思います。今後、両団体のみなさんが交流の中でどのような活動を生み出していくのかとても楽しみです。
【記録担当/小林ゼミ3年 鈴木咲希(すずき・さき)】
両団体とも「地域に恩返しをする」という意識の基、活動していることがわかった。武蔵野市には人々が地域のために活動することが当たり前というような風土があるとのお話もあり、そのような意識が根付く所以を詳しく知りたくなった。この企画を通じて団体同士が互いの活動を知ることができ、地域で活動する団体の横のつながりを築くきっかけとなる場を提供できたのではないかと思う。
【映像編集担当/小林ゼミ3年 富松亮太(とみまつ・りょうた)】
「つながる」ことをテーマに地域活動を実施している団体のトークイベントを開くことができれば、「武蔵野市の文化をアーカイブする」というゼミのテーマにおいても面白いものになるのではないかという話を山本としたことがきっかけで、このイベントを開催しました。最初は2人の思いつきで始めた企画でしたが、運営メンバーも5人となり、イベント当日には多くのゼミ生と2つの地域団体に参加していただきました。イベント自体で学んだことも多かったですが、こういった場を作ることによって、様々な相互作用が生まれるということが一番の学びだったように思います。これからも、このような場作りに携わることができたら幸いです。
【TeensTownむさしの実行委員会担当/小林ゼミ4年 塘内彩月(ともうち・さつき)】
他記事では、既に重厚な歴史を築いてきた諸文化を取材してきましたが、本トークイベントでは、未だ形成過程の活動の萌芽も垣間見ることができ、非常に勉強になりました。
特に10代の方々が積極的に街の土壌・風土を形成していく姿勢は、非常に刺激になりました。それと同時に、活動を積極的に支援してくれる他団体や公共施設、地域の方々についても印象的でした。
【司会/小林ゼミ3年 山本将巳(やまもと・まさみ)】
通常のインタビューではなく、トークセッション形式にすることで相互作用が生まれ、深みのあるアーカイブが可能になるのではないか。また、そうした相互作用によって、参加団体の今後の活動可能性を広げることができるのではないかと考え、このイベントを企画しました。
第1回となる今回は、私が武蔵野市で活動する市民団体を調べる中で興味深く感じた「むさしの地域つながる会」「TeensTownむさしの実行委員会」の2団体に参加いただき、「ヤングむさしのサミット2021」と題してイベントを実施しましたが、両団体のみなさまからたくさんの学びや気づきをいただくことができ、アーカイブとしても特徴的なものを実現できたと感じています。
当日は司会としてディスカッションにも参加させていただきましたが、両団体の活動と語りから、今後の地域や社会を担う若い世代の重要性を改めて感じました。アプローチの仕方は違えど、その一助となろうと奮闘する両団体の活動にとても感銘を受けましたし、今後もゼミ生として、また個人として、その活動を追っていきたいとの想いを持ちました。
最後になりますが、お忙しい中、本イベントに参加してくださった「むさしの地域つながる会」「TeensTownむさしの実行委員会」のみなさま、本当にありがとうございました。ゼミ生にとって初めての取り組みであり、至らない点も多々あったかと思いますが、多くの学びをいただくことができました。今回のイベントが、みなさまの活動にとっても有益なものになっていれば幸いです。改めまして、本当にありがとうございました!
文責:山本将巳
聞き手(司会):山本将巳
編集者:江口善宣、富松亮太、塘内彩月、鈴木咲希、山本将巳
撮影者:富松亮太