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むさしの文化アーカイブについて

 むさしの文化アーカイブ(Musashino Culture Archive:通称MoCA)は、東京大学文学部の社会学演習(小林真理ゼミ)を履修する学部生と大学院文化資源学研究専攻の文化経営学演習を履修する大学院生によって企画・運営されています。

 社会学演習と文化経営学演習では2020年度、市民による文化的な活動が盛んに行われている武蔵野市を舞台とし、市の文化について様々な角度から取材・調査してきました。
 武蔵野市では市民活動が活発に行われ、独自の文化が醸成されてきた一方で、それらについて十分に記録・保存されていません。そこでむさしの文化アーカイブ(MoCA)では市内の様々な人・場所・活動などを調査し、当サイトで公開することで武蔵野市の文化を記録していくことを目指しています。


学部社会学演習(小林ゼミ)について
 2020年度学部ゼミでは地域が文化的であるとはどういうことか、どのように「文化的」を可視化できるかをテーマに、前期は先進的な文化政策が行われている地域の事例やアーカイブの方法について学びました。後期は8班に分かれ、武蔵野市の文化について様々な角度から調査を行いました。

各班の活動概要
・音楽文化班
 国内外で活躍されている指揮者の曽我大介さんの音楽活動・国際交流活動について伺ったインタビューを、市民の方に向けて、記録・公開する。

・雑誌Hanako言論分析班
 「雑誌Hanako吉祥寺特集」の言説分析を通して、吉祥寺および武蔵野市がどのように語られてきたかをアーカイブする。

・商業文化班
 ハモニカ横丁で十数店舗経営されている手塚一郎さんに、ご自身の活動や吉祥寺・武蔵野のまちのあり方についてインタビューを行う。

・芸術文化班
 吉祥寺の文化・エンタテイメントの象徴だった映画館バウスシアターの館主、本田拓夫さんへのインタビューを行う。

・週刊きちじょうじ・雑学大学班
 週刊きちじょうじ、吉祥寺村立雑学大学など吉祥寺で様々なメディアづくりを行っている大橋一範さんへのインタビューを行う。

・アール・ブリュット班
 武蔵野アール・ブリュットにアドバイザーとして携わる酒井陽子さんにインタビューを行う。

・ソーシャルアートビュー班
 目の見えない方を交えた対話型絵画鑑賞ソーシャルアートビューの体験レポートと、主催する林賢さんへのインタビュー記事を作成する。

・若年層による市民文化班
 武蔵野市で活動する若者を中心とした市民団体同士の交流イベントを開催し、相互作用のあるアーカイブとコミュニティ拡大の可能性を検討した。

大学院文化経営学演習
 都内の一地方自治体である武蔵野市の文化行政を振り返り、これまでの文化行政を評価していくための資料を作成するという視点から、各学生の興味関心に基づき3つの班に分かれて武蔵野市の文化を調査しました。

各班の活動概要
・オルガンコンクール班
 アジアで唯一開催されている武蔵野国際オルガンコンクールの運営実態や今後の展望について調査する。

・都市文化班
 ハモニカ横丁を中心とした商店街から同市の都市文化を調査する。

・芸術文化データベース班
 同市における文化の発展を担ってきた人や場所を改めて可視化することを試みる。

文責:池田寧夢